自己破産をした栃木県のある夫婦の事例です(この方とはある会合で知り合いました)。

この夫婦さんが自己破産をした例と声を紹介します(許可は得ています)。

旦那さんが借金の原因

自己破産の原因は主に旦那さんにあったのです・・・。

旦那さんは結婚するまえから、ある事業を起こしていました。数店舗を構えていて、収益も順調。もちろんお給料も非常によかったそうです。

しかし、自己破産へと向かう第一歩はいきなり訪れました。。。

新しい商品を新しいルートで仕入れようと、旦那さんが手配を進めていました。

しかし、その商品はいつまでたっても届かない・・・

いったいどういうことだろう?と思った夫婦は問い合わせたところ・・・すでにその会社はなくなっている!

どんなに連絡をとっても連絡がつかない。悪いことに商品代は振り込み済み。

結局、そのお金は返ってくることもなかったのです。その金額は3000万。それから、悲劇は続きました。

その事業は旦那さんの家族所有の事業でした。つまり、同族会社。

損失を出したことで親族ともめて、結局解雇されることになってしまったのです。しかも、その損失を抱えたまま・・・

しかし、旦那さんには資産となるある物を所有していたのでそれを売れば3000万はすぐに返せると言っていたのでそれを売りに出したのです。その値が付くまでは時間がかかると言われ、待っていました。

その期間が延長の繰り返しで結局半年。その間は、キャッシングを繰り返し生活してたそうです。

売れれば借金以上に値がつくものだったから。しかし、半年たっても連絡がこない。。。

これも騙されたのです。

結局、一切のお金が入らなかったのです。その後、旦那さんは職を転々としていました。もちろんそんなことだから、収入もほとんどない。奥さんは乳飲み子を抱えているので働けない。

結局、借金は増え続けました。

多数の消費者金融に手を出していたので、借金を返しても返しても減らないし、借金の連続でした。つまり、多重債務者となっていったのです。取立てが続く毎日で精神的にも限界でした。

その時に、債務整理を知ったそうです。

で、さっそく弁護士さんに相談。

この例ですと、自己破産しかないといわれ、自己破産を進めました。借金は全てなくなり、もちろん取り立てもなくなったそうです。

それからというもの、夫婦は新しいスタートを切り今では新しい仕事について、普通に生活をしているそうです。

まだ自己破産をしたてなので、ローンこそ組めませんが家族3人で暮らすには十分な家を借り、車も所有。安定した生活を送っているそうです。

このように、多額の借金を抱えた場合、自己破産が一番いいと思います。

ある弁護士さんも、自己破産は一時的にはローンを組めないとか制約はあるけど、将来的にみたら、多額の借金の場合、自己破産をしても支障はない、と言っておりました。

もし、多額の借金をしている場合、Mさんのように自己破産をしてもいいかとおもいます。

借金苦で悩んでいるのであれば、弁護士・司法書士さんに相談してみましょう。新しいスタートを切れると思いますよ。